2017年10月14日

インプラント治療はどのような流れかというと

インプラント治療はどのような流れかというと。

インプラント治療が適用されるケースとして、他の歯を削ったり、かぶせたりしたくないという場合があります。ブリッジ治療を例に取ると、両隣の歯は義歯の支えになるので、一周削ることになります。これに対しインプラント治療は、失った歯に見合った人工歯根を骨に埋めていくため、失った歯のみに働きかける治療と言えます。


周辺の歯に影響を与えたくないと考えている患者さんには、やはりインプラント適用が一番でしょう。



インプラントは、人工歯根、アバットメント、上部構造などいくつかのパーツを組み合わせて行います。


それらのパーツの構成により、数種類の分類があり、患者さんの健康状態などに応じて使い分けられます。人工歯根とアバットメントが一体型で、一回法の施術に用いられるのが1ピースタイプと呼ばれるもの。



そして、これらが歯根部と支台部に分かれている2ピースタイプがあります。



この2ピースタイプはさらに、そのコネクション部分の形状により、歯根側が凸になっているエクスターナルタイプと、歯根側が凹になっているインターナルタイプに分かれており、それぞれ特性が異なります。





今流行りのインプラント。




一度埋め込めばその効果は原則的には一生持つとされていますが、実際のところは、施術の完了後も欠かさずメンテナンスを行えるかどうかや、担当歯科医の治療テクニックにも掛かっています。毎日欠かさず歯磨きをするなどのケアを怠ると、ものの数年で劣化してしまう場合もあるでしょう。口内ケアをおろそかにすると歯槽膿漏などのリスクもあり、こうなると人工歯根の土台となっているアゴの骨も弱ってしまい、埋め込んでいるインプラントがグラつくなど、耐用年数も左右されてしまうのです。


  


Posted by センセー at 00:56Comments(0)記録